訪問看護の登録制パートは短時間勤務OKで給与高め!知っておくべきデメリットも解説

幼児がいるママナース
幼児がいるママナース

午前中2時間だけ働きたいけど無理かなぁ。

フルタイムは無理だけど短時間だけ働きたいとき、ありますよね。

半日勤務なら採用してくれる施設もありますが、1日1~2時間だけとか、週1日だけだとさすがに働ける施設はないだろうとあきらめていませんか。

yumi
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訪問看護なら大丈夫なんです!

訪問看護の登録制パートってどんな働きかた?

訪問看護には「登録制パート」という働きかたがあるのですが、これなら短時間勤務も可能です。

登録制といっても派遣ではなく、「登録制パート」を募集している訪問看護ステーションと契約して、そのステーションでのみ働く勤務形態です。

この記事を書いている私は訪問看護師として10年働いています。

【訪問看護】私の勤務歴
  • 登録制パートで2年
  • 週30時間勤務のパートタイマー(時給制)として約8年

私は登録制パートとして働いたあと、時給制パートになりました。

yumi
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登録制パートとして働くメリット・デメリットや、登録制パートから時給制パートに変えた理由をくわしく解説しますね。

登録制パートは「訪問1件あたり」で給与が決まる

訪問看護では、利用者さんの状態によって訪問時間が違います。

yumi
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20分、30分、60分、90分とありますが、どの訪問看護ステーションも一番多いのは60分訪問だと思います。

登録制パートは訪問1件あたりで給与が決まる、いわば歩合制のような働きかた。

都内だと60分訪問1件あたり3000~5000円で設定されているところが多いです。

時給にすると3000円!!

確かに時給に換算するとお得な感じがしますよね。

でも、喜ぶ前にこちらをご覧ください。

【訪問看護】訪問以外のおもな仕事
  • 訪問記録の記入
  • 訪問看護報告書・計画書の作成
  • 管理者への報告
  • 他職種(主治医やケアマネさんなど)とのやり取り etc…

訪問看護って「訪問に行ったら終わり」ではなく、案外雑務が多いんです。

利用者さん宅までの往復時間や、こういった事務作業も込みなので1件当たりの金額設定が高めに設定してあるのだと思います。

ただし、登録制パートがどこまで行うのかはステーションによって違いますので、あらかじめ確認してくださいね。

「登録制パートの仕事は訪問と当日の記録だけ」というステーションならラッキーですが、いずれ正社員になろうと考えているなら、事務作業は覚えておいたほうが良いですよ。

登録制パートで働くメリット

登録制パートで働くメリットは以下の3つ。

登録制パートで働くメリット
  • 自分のスケジュールで働ける
  • 短時間勤務が可能
  • 訪問1件あたりの単価が高い
yumi
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週1回、1日1件だけなどピンポイントで働けるステーションもあります。

短時間勤務でも1件あたりの設定金額が高いのでしっかり稼ぐことができます。

例えば、60分訪問1件あたり3500円のステーションで1日1件20日働くと

3500×20=70000

給与は月7万円になります。

働く時間や日数を自分の都合で決められますし、短時間しか働けないという人にはメリットが大きいんです。

登録制パートで働くデメリット

それでは登録制パートで働くデメリットは何かと言うと、

登録制パートで働くデメリット
  • 福利厚生を受けられない
  • 収入が安定しない
  • やりがいを求めると時間が足りない

といったところでしょうか。

yumi
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私が登録制パートから時給制パートになった理由もこのあたりです。

具体的に説明しますね。

福利厚生を受けられない

登録制パートは福利厚生を受けられないことが多いです。

yumi
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少なくとも私が働いた&見学したステーションはそうでした。

登録制パートを選ぶ理由は、ほとんどの人が「少しだけ働きたいから」か「少ししか働けないから」です。

なので毎日午前中に1件だけとか、週に1~3日とかで働いている人が多くて、福利厚生は対象外です。

yumi
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勤務時間が短すぎるので無理なんです。

でも、徐々に働く時間を増やせることもありますよね。

私も当初は1日2件の訪問(勤務時間は事務作業込み3時間程度)でしたが、子供が幼稚園へ行くようになると1日3件訪問する日も増えていきました。

yumi
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気が付いたら週20時間以上働いていたんです。

私が働いていたステーションは「何時くらいまで働ける?」と聞かれて、「9~12時まで」と答えると「じゃあ2件お願いね」みたいな感じでした。

子供が小学校へ行きだすと「14時まで働けます」「じゃあ3件大丈夫ね」となっていき…。

60分訪問1件あたり3500円のステーションだったので、1日3件訪問すると日給が1万円を超えるんです。

だから福利厚生についてはあまり考えていませんでした。

9~12時で働いていた時点で扶養の対象外だったので、国民年金・国民健康保険の保険料は自分で支払っていましたよ。

でも、ある時ふと気になって調べてみると…。

私が働くステーションでは、週20時間以上働くスタッフは社会保険加入の対象だったんです。

急な病気で休むことなんかを考えると、やはり社会保険は魅力的です。

yumi
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歳は取っていきますからね。

ある程度まとまった時間働くことができるなら、時給制パートになって社会保険加入条件まで働くことを検討したほうが良いと思います。

登録制パートは「件数あたり」で働く契約なので、何時間働いても福利厚生の対象にならない

yumi
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なかには対象にしているステーションもあるかもしれません。必ず確認してくださいね。

収入が安定しない

訪問看護を利用する方(利用者といいます)の人数はいつも一定ではありません。

元気になって卒業する方、お亡くなりになる方、施設への入居が決まって訪問看護が終了になる方…。

yumi
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利用者さんの人数や病状によって忙しい時期、落ち着いている時期があるんです。

利用者さんが多くて忙しいときは登録スタッフにもたくさん訪問がまわってきますが、そうでないときは3時間働けるのに訪問が1件しかない、なんてこともあり得ます。

どういうことかというと…。

訪問件数の振り分けは
1.正社員(フルタイム・時短)
2.時給スタッフ
3.登録スタッフ
の順

登録制パートの場合、訪問がなければ会社が給与を支払う必要はありません。

一方で正社員は月給で雇用してボーナスも支給しているのですから、会社としては頑張って訪問してもらわなければ困りますよね。

つまり、ステーション全体の利用者数や訪問件数が減ると、一番影響を受けるのが登録制パートということ。

ステーションをいくつも運営しているような大手か、居宅を併設(同事業所のケアマネから訪問の依頼をもらえる)だと、影響は少ないかもしれませんが。

yumi
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私もいわゆる大手で働いていましたが、収入の変動はありました。

やりがいを求めると時間が足りない

在宅看護は24時間体制。

末期や難病の利用者さんを抱える訪問看護ステーションは24時間対応できる体制を整えています。(夜間はオンコールで必要時のみ訪問)

yumi
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私が働いていたステーションもそうでした。

訪問看護が面白くなってくると、いろいろな利用者さんを担当してみたくなります。

でも、1日数時間とか週1回しか出勤していない看護師に手厚いフォローが必要な利用者さんをメインで担当させることはありません。

サブでの担当か、慢性期の利用者さん中心の担当になります。

もちろんそれでも訪問看護のやりがいを感じることはできますが、自分がイニシアティブをとって利用者さんをサポートしていきたいなら時間が足りないかもしれません。

週20~30時間働けるならパートタイマー(時給制)への切り替えも検討しよう

これまで説明したように「短時間勤務であるほど」登録制パートで働くメリットは高くなります。

yumi
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扶養の範囲内で働きたい人、ちょっとだけ収入を増やしたい人にはうってつけですね。

でも、週に20~30時間働くなら時給制パートになることを考えてみてください。

時給で働くメリット
  • 訪問件数に関係なく収入が安定する
  • 勤務時間によっては社会保険に加入できる

社会保険(厚生年金保険、健康保険)の適用拡大により、パートタイマーも加入対象になる人が増えました。

以前は加入要件が「週30時間以上労働」でしたが、平成29年4月からは週20時間以上でも会社によっては加入できるようになっています。

時給で働くと訪問の件数に関係なく収入が安定しますし、社会保険の恩恵を受けることもできます。

yumi
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少しずつ勤務時間を増やす予定の人は、週20時間以上で社会保険に加入できるステーションを選んでおくのも手です。

社会保険は会社が保険料を半分を負担することもあり、「時給のほうが良いんじゃない?」なんて教えてはくれません。(たぶん)

働くならお金のことは大切です!

自分にメリットのある働きかたを選びたいですね。

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